導入事例:ベリーベスト法律事務所
導入事例
ベリーベスト法律事務所
コンテンツ制作工程にDS.INSIGHTを組み込み、ペルソナの精度を大幅アップ
所属弁護士数は280名以上、今年度(2021年度)においては弁護士の増加数が全国1位となり、急成長を遂げる法律事務所です。北海道から沖縄まで49拠点でオフィスを展開し、サイト運営数は60を超えます。今回は、マーケティング部でDS.INSIGHTを活用している三船 修次様、藤村 真貴奈様、小池 美優様にお話を伺いました。
左から藤村 真貴奈様、三船 修次様、小池 美優様
法律×IT
- ベリーベスト法律事務所についてお教えください
小池様:ベリーベスト法律事務所は一般の方からご相談をいただく法律相談所としては国内最大級で、北海道から沖縄まで各地に拠点があります。ご相談をいただくためのチャネルとして各拠点のオフィスサイトのほか、「離婚」や「交通事故」といったお困りの分野ごとの専門サイトを運営しており、その数は60を超えます。私たちはマーケティング部に所属し、それらサイトのコンテンツマーケティングに従事しております。具体的にはコンテンツを企画したり、リリースしたコンテンツの効果計測をしたり、改善するなどの業務を行っております。
マーケティング部には、私たちコンテンツマーケターだけではなく、Webディレクターやエンジニア、デザイナーや広告運用担当も在籍しています。お悩みを抱える方々に寄り添った解決策をご提供できるよう、Webマーケティングには特に注力しております。
属性の可視化が導入の決め手
- DS.INSIGHTご利用のきっかけをお教えください。
藤村様:検索ボリュームは他社SEOツールで把握できていましたが、実際にどのような人たちが調べているのかが分かっていませんでした。そのため「おそらくこういう人たちがペルソナになるよね?」といった推測や仮説を基にコンテンツを作成していました。
小池様:DS.INSIGHT導入の決め手になったのは地域性が可視化できた点です。
キーワードがどこの地域で特徴的に検索されているのかが分かる、また男女比や年代別でも分かることでサポートを求めているのはどのような方々なのかということが、より細かくくっきりと見えるのが非常に良いと感じました。
ツールとしてのレスポンスも速く、初心者でもかなり分かりやすいなという印象もありました。
全ての記事作成にDS.INSIGHTを活用
- 現在のご利用シーンについて教えてください。
藤村様:コンテンツを作る際は、掲載するサイトごとに、どのようなお悩みを取り上げるかといったことを一度考え、キーワードを検討することからスタートします。その際DS.INSIGHTを用いて、どういったワードの組み合わせで検索されているか、どのような人たちに検索されているのかということを調査し、実際に需要があるのか、調べている人たちがいるのかという確証を取りにいきます。
三船様:地域性も確認します。「作ろうとしている記事はどこの地域に一番需要があるのか?」ということは必ず調べていますね。オフィスサイトに掲載する全ての記事作成の流れに、DS.INSIGHTの利用を組み込んでいます。
コンテンツを作成する際は、その悩みを抱えている読み手に対して内容がマッチしているのかを常に意識しています。ペルソナの設定を間違えると、サポートが必要な方には届かず、その方の課題解決には至りません。さらにサイトにとっても記事は読まれるものの問い合わせには繋がらないという事態が発生します。そのため、対象者をはっきりさせることが必要で、その根拠として活用しています。
例えば、離婚を検討する方の場合「婚姻費用」を気にされる方は多くいらっしゃいます。
このキーワードを検索される方は男女半々ぐらいなのですが、「婚姻費用 差し押さえ」というキーワードになると、女性の検索割合がぐっと増えてきます。
この場合、女性の方のために、「妻視点」で読者に情報を届けるべきだと考えることができるわけです。
より幅広いお悩みに法律のサポートを
- 今後の展望について教えてください。
藤村様:離婚や相続以外にも、日常に潜むニッチな法律トラブルに悩まれている方は多くいらっしゃいます。
お悩みによっては、弁護士にご相談いただくことがよりよい解決策につながることも多いです。そういった困りごとが北海道で多く探されている、あるいは40代に多く探されているということが拾えれば、その情報を基にして法律相談という手段があることを発信することができます。
そのためにも、さらに細かなお悩みを拾えるような手順を構築していきたいと考えております。
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