DATA SOLUTION利用ガイドライン
- 第1章:DATA SOLUTION利用ガイドラインについて
- 第1項:ガイドラインの趣旨
- DATA SOLUTION利用ガイドライン(以下「本ガイドライン」と表記)はヤフー株式会社(以下「ヤフー」と表記)が提供する、DATA SOLUTIONサービス(以下「本件サービス」と表記)の利用を申し込む者(以下「申込者」)へ向けた利用ガイドラインとして策定します。
当サービスでデータを利用する申込者は、本ガイドラインを遵守する必要があります。またヤフーと直接ライセンス契約を締結した申込者以外の第三者が代わりに当サービスの利用、運用などを行う場合、当該第三者も本ガイドラインを遵守する必要があります。- 第1章:DATA SOLUTIONガイドラインについて
- 第2章:データの取り扱いについて
- 第3章:データの利用方法について
- 第4章:データの利用目的について
- 第5章:ヤフーへのデータの提供について
- 第1〜4章につきましては本件サービスを利用される全ての方にご確認頂きたい内容となっており、第5章はヤフーが提供するDS.ANALYSISを通じてヤフーへデータを送信・預託する申込者にご確認頂きたい内容です。
- DATA SOLUTION利用ガイドライン(以下「本ガイドライン」と表記)はヤフー株式会社(以下「ヤフー」と表記)が提供する、DATA SOLUTIONサービス(以下「本件サービス」と表記)の利用を申し込む者(以下「申込者」)へ向けた利用ガイドラインとして策定します。
- 第2項:データ利用可否判断について
- 本件サービスより提供されるヤフーのデータを利用する、または申込者からヤフーへデータを送信・預託することについて、本ガイドラインを満たしている場合でも、ヤフー個別の判断により利用をお断りすることがあります。また、本ガイドラインを満たさない場合でも、利用を認めることがあります。いずれの場合でもその理由について回答することはできません。
- 第3項:データ利用に関する申込者の責任について
- ヤフーは本ガイドラインに基づいてデータ利用に関する判断をしますが、ヤフーの判断は申込者の責任を軽減するものではありません。利用を申し込む際には、責任は申込者自身が負うことを承諾したものとします。また、利用の可否を判断した理由について回答することはできません。
- 第1項:ガイドラインの趣旨
- 第2章:データの取り扱いについて
- 第1項:データの利用者
- 本件サービスから利用できるデータは以下に基づき利用者を規定します。データの利用者とは本件サービスの申込者においてデータを直接利用する者を意味します。
- データ利用者は、本件サービスの契約の範囲に基づきます。
- パートナー企業(広告代理店など)が申込者のデータ分析業務などを代行する場合、本件サービスのデータは契約を締結した申込者の事業でのみ利用することができます。
- 本件サービスのデータおよび本件サービスのデータを素に生成した分析結果(2次データ)に関して、直接ヤフーとの契約を行っていない第三者へ提供することは書面などによるヤフーからの明確な許諾がない限り禁止します。
- 本件サービスから利用できるデータは以下に基づき利用者を規定します。データの利用者とは本件サービスの申込者においてデータを直接利用する者を意味します。
- 第2項:データの利用期間
- 本件サービスから利用できるデータは以下に基づき利用期間を規定します。
- データが取得できる期間は、本件サービスの契約の範囲に基づきます。
- 既に申込者により取得したデータおよび、そのデータを素に作成した分析結果(2次データ)についてはヤフーとの契約の終了とともに削除をお願いします。
- ただしDS.ANALYSISを通じて申込者へ提供されるデータについては、この限りではなく、DS.ANALYSISにて別途締結される契約に基づき利用期間を規定するものとします。
- 契約期間に関わらず特別な事情(本ガイドライン、利用規約の定めに反した場合など)によりヤフーからデータの削除依頼をする場合があります。
- 本件サービスから利用できるデータは以下に基づき利用期間を規定します。
- 第3項:データの利用方法や利用目的(第2章で細則を規定)
- 本件サービスから利用できるデータの利用方法や利用目的にはいくつかの制限事項があります。第3章、第4章に記載の内容をご確認のうえ、ご利用下さい。
- 第4項:データの管理方法
- 本件サービスから利用できるデータは「第1項:データの利用者」に記載の通り利用者を制限しています。申込者におかれましては利用者の制限を履行できるよう善管注意義務を負うものとします。
- 第1項:データの利用者
- 第3章:データの利用方法について
- 第1項:共通事項
- 1. 慎重に扱うべき個人に関するデータを利用したアクションの禁止
- データの主体者であるユーザーへの配慮は重要です。ユーザーが不快に感じる可能性が高いため、以下のデータを用いることは如何なる目的においても禁止します。
- 1-1. アイデンティティ、信条
- ・性的指向
- ・トランスジェンダー
- ・宗教、信条
- ・人種、民族、門地
- ・労働組合への加入、労働運動への参加
- 1-2. 個人の苦難、苦しみ、悩み
- ・経済的貧困、困窮
- ・犯罪歴、犯罪被害
- ・健康状態、検査結果(病気、障がい、治療、関連サービス)
- 1-3. 知られたくない私生活
- ・人間関係
- ・性生活、性的嗜好
- 1-4. 法的、文化的に守るべきとされる事柄
- ・13歳未満の子供
- ・薬機法の制限
- 1-5. ヤフーが禁止する事柄
- 2. 対象ユーザー数が少ないデータを利用したアクションの禁止
- 個人が特定される可能性があるため、対象ユーザー数の少ないデータを用いたアクション(分析、ターゲティングなど)を禁止します。
- 3. ヤフーへ影響を及ぼす可能性のあるデータ利用の禁止
- ヤフーへ影響を及ぼす可能性のあるデータ利用を禁止します。以下のようなことが該当します。
- 申込者がヤフーサービスの同業に該当する場合、ヤフーのページ閲覧履歴や流出URLなどのデータを利用し、ヤフーサービス(メディア、カードおよび決済、イーコマース、マーケティングなど)の利用者をターゲティング対象としてマーケティングを行うこと
- ヤフーおよびヤフーサービスの分析を行うこと
- ヤフーへ影響を及ぼす可能性のあるデータ利用を禁止します。以下のようなことが該当します。
- 4. 協業パートナー様からの信頼低下につながるデータ利用の禁止
- 協業パートナー様からの信頼低下につながるデータの利用を禁止します。以下のようなことが該当します。
- 申込者が当該案件においてヤフー以外の協業パートナー様よりデータを受領している場合、そのデータを許諾なく利用すること。
- 協業パートナー様からの信頼低下につながるデータの利用を禁止します。以下のようなことが該当します。
- 1. 慎重に扱うべき個人に関するデータを利用したアクションの禁止
- 第1項:共通事項
- 第4章:データの利用目的について
- 第1項: 利用目的として禁止するもの
- 法令に違反、または違反するおそれのあるサービス、商品への適用
- 社会規範、公序良俗に反するものや、他人の権利を侵害し、または、他人の迷惑となるサービス、商品への適用
- ヤフーの許諾なく各種媒体へ直接データを掲載すること
- 第1項: 利用目的として禁止するもの
- 第5章:ヤフーへのデータの提供について
- DS.ANALYSISなどにおいてヤフーへデータを提供(※1)頂く場合、を行う場合、以下の事項についてご確認下さい。
- ※1:申込者が運営するサービスより直接、ヤフーへデータを送信する場合や、申込者が独自に蓄積したデータをヤフーへ提供する場合など、申込者からヤフーに対するデータのやりとりが発生するもの全てに該当します。
- 第1項:ヤフーへの提供を禁止するデータ
- DATA SOLUTIONが提供するツールやアプリケーションの機能およびDS.ANALYSISなどにおいて以下に該当するデータの提供は禁止とします。
- (1) DATA SOLUTIONの利用規約で、ヤフーに預託することや取得させることを禁止しているデータ
- (2) メールやメッセージの本文など、通信内容に該当するデータ
- (3) 申込者が利用用途をユーザーに説明していないデータ
- (4) ヤフーに取得、利用される場合、それをユーザーに説明していないデータ
- (5) 個人を特定できるデータ
- (6) ヤフーサービス(DS.ANALYSIS含む)に利用しないデータ
- (7) 慎重に扱うべき個人に関するデータ(詳細は第3章:データの利用方法についてを参照)
- (8) ヤフーが不適切と判断したデータ
- DATA SOLUTIONが提供するツールやアプリケーションの機能およびDS.ANALYSISなどにおいて以下に該当するデータの提供は禁止とします。
- 第2項:申込者からユーザへの説明
- 申込者は透明性の確保およびユーザーに対する説明責任の観点から、ヤフーにデータを送信および預託される場合は、申込者のプライバシーポリシーなどにおいて、取得の事実や利用目的などを以下のように説明する必要があります。
- 2-1.説明する場所や内容について
- ヤフーへのデータ送信のもととなるサービスにおいてユーザからアクセスが容易である方法で説明をお願いします。
例)ウェブサイト、アプリケーション等のプライバシーポリシーやトップ画面から1~2 回の操作で到達できる場所で説明する。
また、説明には以下の要素を漏らさず含めてください。- (1) 申込者が当該データを取得している旨
- (2) 当該データの利用目的(例:ヤフーの保有するデータとかけあわせて製品改善に役立てる、より効果的な広告を配信する等)
- (3) ヤフー株式会社をはじめとする第三者(以降、当該第三者と表記)の提供するデータ分析サービスや広告配信サービスを利用する場合があり、その場合において、当該第三者へ<※対象となる送信データ>を提供する場合がある旨
- (4) 提供対象となるデータが当該第三者のプライバシーポリシーに従って行われる旨
- 記載例
- <申込者名称>では、<利用用途>を行うために必要な範囲で、<取得するデータ>を取得しています。
- <申込者名称>では、ヤフー株式会社をはじめとする第三者が提供するデータ分析サービス(および広告配信サービス)を利用する場合があります。
- これに関連して、当該第三者が、<申込者名称orサービス名称>における<取得するデータ>を当該第三者のプライバシーポリシーに従って利用する場合があります。
- (利用目的がヤフーが提供する広告配信の場合)分析の結果に基づく当該第三者における広告配信をご希望でない<ユーザーの呼称>は、広告配信事業者のウェブサイト内に設けられたオプトアウトページにアクセスして、広告配信を停止することができます。
- ヤフーへのデータ送信のもととなるサービスにおいてユーザからアクセスが容易である方法で説明をお願いします。
- 2-2.ヤフーへ提供されたデータについて
- ヤフーが申込者より提供されたデータについてはヤフーのプライバシーポリシーに準拠し利用します。
- またデータの取り扱いについては原則として当サービスの利用規約に記載される方法に準拠して取り扱います。
- ただし個別に申込者とデータの取り扱いに関する契約を行っている場合はこの限りではありません。
- DS.ANALYSISなどにおいてヤフーへデータを提供(※1)頂く場合、を行う場合、以下の事項についてご確認下さい。