DS.INSIGHTがわかる!
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導入事例:株式会社グラニフ

“今”を捉えるトレンドデータ活用×LINE施策でセッション数アップを実現した方法

カスタマー分析ニーズ調査小売
株式会社グラニフ 左:岩田篤士様 中央:山王丸海様 右:橋本裕里様の画像
  • 株式会社グラニフ
    左:岩田篤士様 中央:山王丸海様 右:橋本裕里様
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導入企業様について

株式会社グラニフは、世界に向けてIPを発信するNo.1グラフィックカンパニーを目指し、多彩なオリジナルコンテンツ・ライセンスコンテンツのアパレル・雑貨などの企画、製造、販売を手がける企業です。
今回はテクノロジーDiv.デジタルコミュニケーションSec.の岩田篤士様、山王丸海様、橋本裕里様にお話を伺いました。

年齢や性別を問わず、幅広い層に多彩なアイテムを提供するグラニフ

- 担当されている業務について教えてください。

山王丸様:
私たちの部署は、マネージャー岩田のもとで、SNS、CRM、広告を統括しています。デジタルマーケティング活動の効果を最大化するために、私たちは日々インプレッションやエンゲージメントといった指標を追いかけています。
私自身は主にSNSの運用を担当しています。具体的にはグラニフ公式のX(旧Twitter)やInstagram、そして最近追加されたキャラクター別の公式Xの運用を担当しています。

橋本様:
私はCRMを担当していまして、アプリの配信や運用、LINEの配信業務を行っています。

導入のきっかけ

直感的な操作で検索データの分析が可能に!

- DS.INSIGHTを使ってみようと思ったきっかけは何ですか?

岩田様:
データを活用したマーケティングの必要性は感じていたのですが、事業会社でデータを使えるツールというのがあまりなく、LINEヤフーの方に相談をしたところ、DS.INSIGHTをご紹介いただきました。利用することでLINEの配信業務に活かせるのでは、と思いました。

- 導入にいたった決め手や魅力はありますか?

岩田様:
やはり検索データを定量的に分析できるところに魅力を感じました。特に、時系列キーワードが便利だなと思いました。広告はもちろんCRMや商品の開発など様々なシーンで使えるのではと感じましたね。

- ありがとうございます!操作感はいかがでしたか?

山王丸様:
感覚的にとても使いやすかったです!事前に操作の説明を伺ったうえでしたが、直感的で迷わず操作することができました。

橋本様:
私はツールの操作経験が少なかったので、手を動かしながら「こういう検索をするとこういったデータを得られる」というのを繰り返しながら、少しずつ習得していきました。それでも直感的に画面を見ながらデータを調べることができました。

岩田様:
その点は、LINEヤフーの方に勉強会もしてもらって、それを機に活用が進んだかなと思います。

活用方法

インサイトを深掘りし、LINEでの販促に直結!

- DS.INSIGHTをどのように活用されましたか?

山王丸様:
まず、Personaを使って、グラニフの顧客層の特徴を調べました。「グラニフを検索した人」のペルソナを作成して、既婚女性の方が多い/主婦の方が多いといったあたりをつけることから始めました。

DS.INSIGHT Persona「ペルソナ作成画面」の画像

その後、Journeyの時系列キーワードを使って、「グラニフ」を検索した前後に何を検索したのかを調べました。それらのキーワードをもとに「人気商品をお得に購入したい」といったインサイトを得ることができました。

また、Trendの急上昇キーワードで「ファッション」カテゴリについて調べました。当時は冬だったので、「セーター」「トレーナー」「アウター」といったキーワードが多かったのですが、具体的に検索されている「セーターの色(白)」や「アウターの機能性(暖かい)」を知ることができ、そこに需要があるのだなぁと、なるほど!と感じました。

DS.INSIGHT Trend「ファッションカテゴリ」の急上昇キーワードの画像

- DS.INSIGHTの機能を複合的にご利用いただいたのですね!

山王丸様:
そうですね、「グラニフ」だったり「ファッション」関連のキーワードを一通り見た感じですね。

取得したデータをもとに、「お買い得/主婦のお客様/白いセーター/暖かいアウター」といった方向性で販促へのイメージを膨らませていきました。具体的に自社商品の中で、「セールになっている白いセーター」や「女性に人気のキャラクターのアウター」にあたりをつけて、LINE公式アカウントのリッチメニュー(※)に商品画像を掲載し、商品への誘導を行いました。

※リッチメニュー
LINE公式アカウントのトーク画面下部(キーボードエリア)に固定で表示されるタイル状のメニュー。リッチメニューには、クーポンやショップカードなどのLINE公式アカウントの機能のほか、ECサイトや予約サイトなど、外部サイトへのリンクを設定できる。

LINE公式アカウントリッチメニュー 掲載イメージの画像

効果/成果

セールの勢いを後押し、LINE施策で訪問数&売上アップ

- 施策の効果はいかがだったのでしょうか?

山王丸様:
セール期間中ということもありますが、通常のリッチメニューよりも売上、セッション数(訪問回数)共に格段に上がりました!
今回のリッチメニューのようなLINE配信は、まずお客様に押していただく、サイトに流入してもらうという使命があるので、このセッション数が上がった結果はとても良かったと思います。
その点は社内からもポジティブな評価でした。

岩田様:
セール期間中ということで単純な比較が難しいのですが、前回や昨年より良い結果を得られているので、そこは施策としてうまくいったのではないかなと思います。

- 他にもDS.INSIGHTの活用方法があれば教えてください。

山王丸様:
他には、Trendの急上昇キーワードをよく活用しています。ファッションだけではなく、さまざまなカテゴリを見て、「今こういうものが流行っているのだな」ということを知りつつ、じゃあ自分たちの投稿でも活かしてみようかなというヒントを得ています。

橋本様:
私はBasicの共起キーワードも見ています。グラニフは様々な他社コンテンツとのコラボ商品も展開しているので、共起キーワードをみて、どのキャラクターの検索がされているのか、キャラクターについての反応はどうかといったデータも確認しています。

今後の展望

幅広いチャネルで「データに基づいたマーケティング」を実現したい!

- 今後、DS.INSIGHTをどのように活用していきたいですか?

岩田様:
まずは部署全員が使えるようにしていきたいですね。今回はLINE公式アカウントの活用についてお話ししましたが、他にもSNSや広告、日々のメールやプッシュ通知といった幅広いチャネルでも採り入れていきたいです。やはり、そういったシーンではネタをいろいろと探して配信をしていく必要があるので、「データに基づいたマーケティング」を実現していきたいです。
そのためのまずは第一歩を踏み出せたと思っています。

山王丸様:
時系列でのキーワード変化を追っていきたいですね。ファッションは特に季節によって打ち出す商品が変わるので、データを基に、ベストタイミングで出すべき商品を出す、ということをDS.INSIGHTで再現していきたいです。

- DS.INSIGHTへのご要望はありますか?

橋本様:
画像軸での分析ができたら嬉しいですね。「いま見られている広告、画像」がわかると、クリエイティブ作成にも活かせますし、人気のワードを視覚的に把握することで、よりイメージがつきやすくなると思います。

- 貴重なお話をありがとうございました。
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