導入事例:株式会社SmartHR
意識調査では見えづらかったユーザー行動をデータで可視化
カスタマー分析
サービス
効果検証

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株式会社SmartHR
左:福田和央様 中央:水品享様 右:久松考臣様
カスタマー分析
サービス
効果検証
目次
導入企業様について
株式会社SmartHRは、労務管理・タレントマネジメントシステム(人事業務の効率化から活躍人材の特定・育成までを一貫して支援するシステム)である「SmartHR」の企画・開発・運営・販売を行う会社です。
今回は、ブランドマーケティング部の福田様と久松様、そしてストラテジー部の水品様にお話を伺いました。
今回は、ブランドマーケティング部の福田様と久松様、そしてストラテジー部の水品様にお話を伺いました。
ブランド認知の向上を目指して
- 担当されている業務について教えてください。
福田様:
ブランドマーケティング部のマスチームで、おもにテレビCMやデジタル広告、交通広告などを活用しながら、ブランドの認知向上につなげる取り組みをしています。
久松様:
私も福田と同じく、ブランドマーケティング部のマスチームに所属しています。入社して4年目になります。
水品様:
私はストラテジー部でストラテジーユニットとリサーチ&インサイトユニットを兼任しており、部署を横断した中長期的な戦略の立案・実行や、マーケティングリサーチによる意思決定精度の向上を行っています。
今回のプロジェクトでは、効果検証の精度向上ということで携わっております。
福田様:
ブランドマーケティング部のマスチームで、おもにテレビCMやデジタル広告、交通広告などを活用しながら、ブランドの認知向上につなげる取り組みをしています。
久松様:
私も福田と同じく、ブランドマーケティング部のマスチームに所属しています。入社して4年目になります。
水品様:
私はストラテジー部でストラテジーユニットとリサーチ&インサイトユニットを兼任しており、部署を横断した中長期的な戦略の立案・実行や、マーケティングリサーチによる意思決定精度の向上を行っています。
今回のプロジェクトでは、効果検証の精度向上ということで携わっております。
導入のきっかけ
従来のアンケート調査の限界。よりリアルタイムで、本質的な効果測定を求めて
- DS.INSIGHTを使ってみようと思ったきっかけは何ですか?
福田様:
ブランド認知を高める効果検証として、今まではアンケートなど意識調査をベースにした数値を見ていたのですが、調査を行う対象によって数値がぶれてしまったり、結果が出るまでに数か月かかってしまうという課題がありました。そこで、これらの課題を解決できないかと思い、施策後の検索状況(指名検索)などの動きを調べていました。
しかしながら、この指名検索は「さまざまな目的での検索内容」を含有してしまっているという課題もありました。具体的には、「SmartHR」というキーワードを検索した人は、労務目的なのかタレントマネジメント目的なのか、それとも採用目的なのか投資目的なのか、いろいろなものが包含されていて目的が判別できません。そのため、「タレントマネジメント」を目的とした指名検索を可視化できないか、LINEヤフー様に相談させていただきました。
久松様:
そもそもSmartHRは、最初は労務管理、たとえば入退社手続きや年末調整のサービスから始まったのですが、そこから今はタレントマネジメントの領域にも拡大しています。タレントマネジメントシステムには、人事評価や人員配置、従業員のエンゲージメント調査などを行う機能があります。
複数のプロダクトが並んでいる状態だと、テレビCMで特定のメッセージを伝えた際に、そのメッセージがターゲット層にきちんと届き、関連キーワードの検索数が増加しているのかどうかを把握することが難しい状況でした。また、SmartHRの利用者様がログイン目的でおこなった指名検索はCMの効果とは別なので、切り分けて可視化する必要性を感じていました。
福田様:
ブランド認知を高める効果検証として、今まではアンケートなど意識調査をベースにした数値を見ていたのですが、調査を行う対象によって数値がぶれてしまったり、結果が出るまでに数か月かかってしまうという課題がありました。そこで、これらの課題を解決できないかと思い、施策後の検索状況(指名検索)などの動きを調べていました。
しかしながら、この指名検索は「さまざまな目的での検索内容」を含有してしまっているという課題もありました。具体的には、「SmartHR」というキーワードを検索した人は、労務目的なのかタレントマネジメント目的なのか、それとも採用目的なのか投資目的なのか、いろいろなものが包含されていて目的が判別できません。そのため、「タレントマネジメント」を目的とした指名検索を可視化できないか、LINEヤフー様に相談させていただきました。
久松様:
そもそもSmartHRは、最初は労務管理、たとえば入退社手続きや年末調整のサービスから始まったのですが、そこから今はタレントマネジメントの領域にも拡大しています。タレントマネジメントシステムには、人事評価や人員配置、従業員のエンゲージメント調査などを行う機能があります。
複数のプロダクトが並んでいる状態だと、テレビCMで特定のメッセージを伝えた際に、そのメッセージがターゲット層にきちんと届き、関連キーワードの検索数が増加しているのかどうかを把握することが難しい状況でした。また、SmartHRの利用者様がログイン目的でおこなった指名検索はCMの効果とは別なので、切り分けて可視化する必要性を感じていました。
活用方法
施策の効果を「指名検索」で可視化。週次チェックでタイムリーな効果測定を実現
- 実際に使ってみた感想や活用方法を教えてください
福田様:
そもそもBtoBのビジネスについては、マス施策の効果検証に活用できるデータが少ないんです。だからこそ、どこから「より正しそうな情報」を持ってこられるかと考えたときに、ユーザー数が多いLINEヤフーのデータであれば効果検証に活用できるのでは、と思いました。
指名検索と重要なキーワードについてはDS.INSIGHTを使って週次で追い、施策効果として検索人数が増加しているのかを確認しています。その結果、施策実施期間と重要キーワードの検索が同じ動きをしていることがわかりました。
水品様:
私たちのお客さまも、システム導入を検討する際には検索することが多いんです。そのため、「検索を知る」ということがかなり大事だと思っています。
私はブランディング領域も見ているので、どういうサービス名称にすればいいかも考えています。このワードだと検索ボリュームが少ないとか、このワードは少しずつ伸びてきているので市場が広がってきているのではないかということも踏まえて、ブランディング観点での名称付けにも活用し、とても役に立っています。
福田様:
そもそもBtoBのビジネスについては、マス施策の効果検証に活用できるデータが少ないんです。だからこそ、どこから「より正しそうな情報」を持ってこられるかと考えたときに、ユーザー数が多いLINEヤフーのデータであれば効果検証に活用できるのでは、と思いました。
指名検索と重要なキーワードについてはDS.INSIGHTを使って週次で追い、施策効果として検索人数が増加しているのかを確認しています。その結果、施策実施期間と重要キーワードの検索が同じ動きをしていることがわかりました。
水品様:
私たちのお客さまも、システム導入を検討する際には検索することが多いんです。そのため、「検索を知る」ということがかなり大事だと思っています。
私はブランディング領域も見ているので、どういうサービス名称にすればいいかも考えています。このワードだと検索ボリュームが少ないとか、このワードは少しずつ伸びてきているので市場が広がってきているのではないかということも踏まえて、ブランディング観点での名称付けにも活用し、とても役に立っています。
効果/成果
施策×検索広告の連携で成果を最大化。データに基づいたマーケティング戦略へ転換
- 活用によって効果を感じられたことはありますか?
福田様:
マス施策の実施と同時に、検索数の急増が見込まれる特定のキーワードに対して検索広告を増やしたところ、ねらいどおりの流入をしっかりと獲得できました。
加えて、今まで把握できなかった、指名検索における特定サービスの含有率を可視化できたんです。これは今までできなかったことなので、まずは検討の入り口に立てたことが本当に大きな収穫だと感じています。
このようなデータの可視化を、今後のマーケティング活動にどう活かしていくかが重要だと考えています。また、自分たちの施策によって特定のキーワードを含む指名検索をどれだけ増やすことができたのか、その効果を明確に示せるようにしたいと思っています。
福田様:
マス施策の実施と同時に、検索数の急増が見込まれる特定のキーワードに対して検索広告を増やしたところ、ねらいどおりの流入をしっかりと獲得できました。
加えて、今まで把握できなかった、指名検索における特定サービスの含有率を可視化できたんです。これは今までできなかったことなので、まずは検討の入り口に立てたことが本当に大きな収穫だと感じています。
このようなデータの可視化を、今後のマーケティング活動にどう活かしていくかが重要だと考えています。また、自分たちの施策によって特定のキーワードを含む指名検索をどれだけ増やすことができたのか、その効果を明確に示せるようにしたいと思っています。
今後の展望
より詳細なセグメント分析に期待
- 今後、データを使ってやってみたいことやDS.INSIGHTへのご要望はありますか?
福田様:
「役職別」や「事業規模別」などセグメントをより細分化して可視化し、今後の分析に活かしたいです。
水品様:
私もセグメントの細分化をすごく期待しているのと、LINEリサーチでアンケートを行い独自のセグメントを設定して、そのセグメントの指名検索を追っていくなどの連携ができたらよいと思っています。
- 貴重なお話をありがとうございました!
福田様:
「役職別」や「事業規模別」などセグメントをより細分化して可視化し、今後の分析に活かしたいです。
水品様:
私もセグメントの細分化をすごく期待しているのと、LINEリサーチでアンケートを行い独自のセグメントを設定して、そのセグメントの指名検索を追っていくなどの連携ができたらよいと思っています。
- 貴重なお話をありがとうございました!
※本記事の内容は公開日時点の情報です。