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導入事例:静岡市デジタル化推進課

導入事例

静岡市デジタル化推進課

静岡市デジタル化推進課

目指すのは、データを使った政策立案
活用イメージのわく伝え方でデータ活用を厚くサポート!

データ裏付け官公庁・自治体行政広報
静岡市デジタル化推進課

温暖な気候に恵まれ、豊かな自然環境とともに「お茶」「桜えび」「プラモデル」を代表とした多様な産業や国際貿易港も有する静岡市。そこでDXを推進している企画局デジタル化推進課地域デジタル化推進係の石川裕之様にお話を伺いました。

企画局 デジタル化推進課 地域デジタル化推進係 石川 裕之 様

企画局 デジタル化推進課 地域デジタル化推進係 石川 裕之 様

災害時の検索データが持つ可能性に惹かれて

- 石川様の業務について教えてください

庁内のいろいろな課が進めているDXのサポートがメインです。自分の担当としては、DS.INSIGHTなどの新しい技術をどう使っていくかをサポートしており、以前6年担当し、また戻ってきて3年目で合計9年携わっています。

DS.INSIGHT以外では、人流だけではなくその次のステップのシミュレーション、たとえば経済効果のビフォーアフターまで出せないかを検討しています。それを新しい事業展開や政策立案・政策形成に結びつけられるような仕組みづくりに取り組んでいるところです。

- データを使って特に検討したいテーマはありますか?

一番は観光で、次は経済・交通です。
静岡市は、東海道新幹線・東海道線・東名高速道路・国道1号が通っていながら観光資源がうまく活かせないところがあるのですが、清水港に外国の大型客船が寄港するんです。3,000人を超える観光客が頻繁に来るので、そういった方々がどこに行くのか、何を欲しているのかを調べて政策に反映できたらと思っています。また、中部横断自動車道を使って山梨や新潟方面から来る方々へのおもてなし、静岡駅の北口・南口、清水駅の商店街の活気の取り戻しにも、どういう年代の人がどこから来ているのかといったデータを活かしたいですね。

交通については、将来的に自動運転ができるようになればどれだけ便利になるかや、大勢の人が利用している自転車でどこにどのくらいで行けるか、どのルートを通ればいいかということに人流データを活かせないかと思っています。

- ありがとうございます。それではDS.INSIGHTを導入したきっかけを教えてください

データを使った政策形成をしたくていろいろなサービスを探していた際、台風15号が来て土砂災害や道路破損があり、清水区で一週間近く断水があったんです。そのとき、静岡市としては大きな災害が久しぶりで対応に苦慮したところもあったので、その分析としてDS.INSIGHTを試してみました。
台風15号が来た日を0日として、一日目、二日目、三日目のキーワード検索データを出してみたら、われわれが欲していた情報が載っていたんです。このキーワードの分析をすれば災害対応のシナリオができるのではないか、これは大きな武器になるということで、導入に踏み切りました。

他社と比較しても、キーワードで検索できるというのはDS.INSIGHTしかなく、これを日単位で見られ、時系列にも地区ごとにもできることは大きいと思っています。ライセンス数が100IDというのもいいですね。予算要求がしやすい金額というのも魅力的でした。
また、他社のサービスと一緒に複合的に使うとさらにいろいろなものが見えてくるのではないかと思っています。たとえば、もう少し細かな人流、SNSのつぶやきなどをDS.INSIGHTのキーワードと組み合わせてみたいですね。

データと自分の仕事のつながりを伝える。組織をこえた仲間とともに

- 導入した当初の庁内の反応はいかがでしたか?

われわれデジタル化推進課だけではなく、観光部門や交通部門なども人流などのデータを使いたいということで、インフォーマルな組織で「チーム人流」のようなものができていたんです。そのメンバーを中心に、こういうツールを導入するからよろしくという声かけをして進めました。やはり、みんなそのデータを欲していました。

- 活用してもらうためにどのような取り組みをしているのかを教えてください

まずはLINEヤフーの研修を2回実施し、主要なメンバーが各回15名ほど参加しました。
その後、そこで学んだ内容をフルに使い、災害対応をした危機管理総室と上下水道局の上下水道危機管理課、こういったデータを欲していた経済局で2回、保健所と、合計5回自主研究を行いました。

自主研究後は利用が多いのですが、その後は利用率も下がっていくので、定期的に「DS.INSIGHTニュース」というメールマガジンを配信しています。おおむね100IDを配布できているので、その100人全員に「今月、市に関して検索されたキーワード」や「テレビの影響などで反響のあった静岡市ネタ」などをお知らせしています。
また、みなさんの利用を鼓舞するよう「利用ランキング」を5位まで作り、「今月はこの課が活用してくれましたので他の課も頑張ってください」と伝えたり、LINEヤフーが主催する臨時の研修やセミナーを案内したりもしています。
その回覧を見た職員から、「こんな検索してこんな結果が出た」というフィードバックもあります。清水区にゆるキャラの「シズラ」がいるのですが、今までは、たまたまテレビの全国放送に出た時にどれだけ反響があったかを調べる術はなかったのですけれど、「DS.INSIGHTのキーワード検索を使って放送日にこれだけ反響があったということがわかりました、ありがとうございます」という報告を受けました。

石川様が送信されている「DS.INSIGHTニュース7月号」抜粋 の画像

石川様が送信されている「DS.INSIGHTニュース7月号」抜粋

石川様が送信されている「DS.INSIGHTニュース8月号」抜粋 の画像

石川様が送信されている「DS.INSIGHTニュース8月号」抜粋

ほかにも、予算要求で忙しい月はアクション数が鈍化するので、「予算要求の資料としてもデータを使ってほしい」と回覧でもアピールしています。

さらに活用を促すために、DS.INSIGHTの機能紹介にとどまらずにちょっと踏み込み、具体的なデータを出そうと思っています。たとえば、全国で行われる「大道芸ワールドカップ」という100万人規模のイベントをPeopleで見ると、「静岡」「野毛」「高円寺」などが出てくるのですが、静岡がいちばん大きく、他に比べて20~30代の女性に人気があるということを伝えようと考えています。アピールすべき層や、逆に人気のない世代にどう周知していくかなどを担当課に気づいてもらえればと。
また、昨年は年末年始に「ゴミ」「病院」といったキーワードがたくさん検索されていたので、担当部局はきちんと周知するようデータを出して伝えようと思っています。自分の局の事業についてこれだけ検索されているというのが少しでも響いてもらえればまたアクション数が増えるのではと考えています。

また、DS.INSIGHTは、毎日触っているとこんな使い方できるというのがわかるのですが、機能がたくさんあることもあり、少し時間があいてしまうとわからなくなることもあるので、そういう場合はフォローするからどんどん聞いてほしいと声をかけています。

- 庁内ではどのように活用されていますか?

よく使ってくれているのは中山間地振興課です。静岡は政令指定都市ですが、8割以上が山なのですよね。その山に結構大きな自然があって観光的にも面白いので中山間地振興課がいろいろな手を打っているのですが、より多くの集客を目指すということでよく見てくれています。それと、ゆるキャラを使っている地域総務課もこのようなデータの使い方がわかったようで、コンスタントに見てくれますね。そのほか、道路系、危機管理系の部署も、将来大きな災害があった時などに活用してくれることを期待しています。

「大道芸」と一緒に検索されたキーワード(DS.INSIGHT Peopleより) の画像

「大道芸」と一緒に検索されたキーワード(DS.INSIGHT Peopleより)

「地域名+大道芸」の女性からの検索ボリュームの比較(DS.INSIGHT Peopleより)の画像

「地域名+大道芸」の女性からの検索ボリュームの比較(DS.INSIGHT Peopleより)
※赤枠内が10代以下、20代、30代のデータ

客観的な数字をもとにした政策が生まれる環境に

- 今後、こんなふうに活用したいという展望はありますか?

中長期的には、DS.INSIGHTを政策立案に結びつけて、「こんな効果が出ました」「こんな新しい事業ができました」というところにもっていきたいです。
そのためにもまずは、データで仕事が見られるということを職員に定着させたいですね。職員全員がデータを扱えるかというとまだまだそうではない部分がありますので。
大きな声に引っ張られるのではなく、DS.INSIGHTの客観的な数字をベースに仕事ができる体制を作りたいと思っています。

- 貴重なお話をありがとうございました!
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