導入事例:下妻第一高等学校
探究学習の授業で活用 発表の説得力を高めたのはデータによる裏付け!
データ教育
ニーズ調査
教育・研究機関

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下妻第一高等学校
南部敏子先生と生徒のみなさん
データ教育
ニーズ調査
教育・研究機関
目次
導入校について
下妻第一高等学校は、1897年に創立された歴史と伝統のある学校です。
伝統を活かしつつ新しいことを採りいれ、予測困難な答えのない時代を生き抜き、グローバルで活躍できる「アントレプレナーシップ精神」を持った生徒を育てることを目指しています。
今回は、南部敏子先生と生徒のみなさんにお話を伺いました。
伝統を活かしつつ新しいことを採りいれ、予測困難な答えのない時代を生き抜き、グローバルで活躍できる「アントレプレナーシップ精神」を持った生徒を育てることを目指しています。
今回は、南部敏子先生と生徒のみなさんにお話を伺いました。

導入のきっかけ
探究学習の裏付けとして採用
- 授業でDS.INSIGHTを使うことになったきっかけは何ですか?
南部先生:
私たちの学校では、昨年度からアントプレナーシップ精神の育成を目指し、探究活動に力を入れて取り組んでいます。
これまでは自分たちで本を読んだりインターネットで調べるだけだったので、「社会にはこういう傾向があります」と言ってもその裏付けになるものを提示することが困難でした。
そこで、テーマ設定や調査手段を決めてしまったあとではありましたが、2024年11月からDS.INSIGHTを導入することになりました。
南部先生:
私たちの学校では、昨年度からアントプレナーシップ精神の育成を目指し、探究活動に力を入れて取り組んでいます。
これまでは自分たちで本を読んだりインターネットで調べるだけだったので、「社会にはこういう傾向があります」と言ってもその裏付けになるものを提示することが困難でした。
そこで、テーマ設定や調査手段を決めてしまったあとではありましたが、2024年11月からDS.INSIGHTを導入することになりました。

活用方法
人々から求められるもの、世の中の傾向をデータで探る
- 授業ではどのように活用しましたか?
大木さん:
僕は文房具について調べていたのですが、これからの文房具はどんなものが流行るかや、今のニーズを調べるのにはすごく役に立ったと思います。
たとえば、人々がどんなところに惹かれて文房具を買うかを考えるときに、安さやデザインのほか、DS.INSIGHTでよくシャーペンと一緒に検索される言葉が人々が求めているものだなと思い、その内容を組み込んで考えてみたりしました。
「共起キーワード」で見てみると「書きやすさ」と「安さ」を同時に調べている人が多かったので、その2つを軸に、どんなものを作れば人々が興味を持ってくれるかというのを考え、企画してみました。
金子さん:
私たちは日韓関係を採りあげました。
KPOPなどが流行っていて文化面では関係が良好なのに、それがなぜ政治面に反映されないのかを調べていたんです。
DS.INSIGHTは、担当していた一人が調べてみんなに共有しました。
「共起キーワード」を使って韓国について調べたら、グルメやアイドルはたくさん出てきたのに、日韓関係のような政治的なキーワードはあまり見つけることができなくて。
これらの結果をもとに、韓国に対し、人々の意識が政治面にはあまり向いていないのでは、という仮説の裏付けに利用しました。
- 授業以外ではどうでしたか?
大木さん:
家でも、気になることについては授業や探究とは関係なく調べたりはしていました。趣味みたいな感じで。
何か思いついたことや、インターネットのニュースで初めて聞いた言葉があったときにどんな言葉か調べることと一緒に使ったりしていました。
南部先生:
探究の時間はすごく限られていて、その時間に講演会などが入る場合もあったので、個々の作業は家になってしまうことも多かったです。
ただ、「冬休みにここまでやってほしい」などの希望は伝えるようにしていました。
大木さん:
僕は文房具について調べていたのですが、これからの文房具はどんなものが流行るかや、今のニーズを調べるのにはすごく役に立ったと思います。
たとえば、人々がどんなところに惹かれて文房具を買うかを考えるときに、安さやデザインのほか、DS.INSIGHTでよくシャーペンと一緒に検索される言葉が人々が求めているものだなと思い、その内容を組み込んで考えてみたりしました。
「共起キーワード」で見てみると「書きやすさ」と「安さ」を同時に調べている人が多かったので、その2つを軸に、どんなものを作れば人々が興味を持ってくれるかというのを考え、企画してみました。

私たちは日韓関係を採りあげました。
KPOPなどが流行っていて文化面では関係が良好なのに、それがなぜ政治面に反映されないのかを調べていたんです。
DS.INSIGHTは、担当していた一人が調べてみんなに共有しました。
「共起キーワード」を使って韓国について調べたら、グルメやアイドルはたくさん出てきたのに、日韓関係のような政治的なキーワードはあまり見つけることができなくて。
これらの結果をもとに、韓国に対し、人々の意識が政治面にはあまり向いていないのでは、という仮説の裏付けに利用しました。

大木さん:
家でも、気になることについては授業や探究とは関係なく調べたりはしていました。趣味みたいな感じで。
何か思いついたことや、インターネットのニュースで初めて聞いた言葉があったときにどんな言葉か調べることと一緒に使ったりしていました。
南部先生:
探究の時間はすごく限られていて、その時間に講演会などが入る場合もあったので、個々の作業は家になってしまうことも多かったです。
ただ、「冬休みにここまでやってほしい」などの希望は伝えるようにしていました。
効果/成果
発表者だけでなく聴いている方も広がった視野
- 探究についてポスターセッションで発表したときの反応はいかがでしたか?
大木さん:
自分が調べたことの根拠が書かれていて、聞いていた人から「わかりやすかった。こういうものを使っていてすごいね!」と言われました。
南部先生:
探究学習のポスターセッションは126チームあったのですが、そのうち20弱のチームがDS.INSIGHTの画面を貼るなどして活用していました。
自分なりに社会の動向をデータから見ていけるのはよかったと思っています。高校生にできることはやはり限りがありますが、DS.INSIGHTを使わせていただくことで社会を客観的に見ることができ、視野が広がったと思います。
また、探究発表を聴いている生徒の方も視野が広がっていく感じがありました。「ああ、そうなのだ」と。根拠があるから信用できるし、信憑性がありました。
大木さん:
自分が調べたことの根拠が書かれていて、聞いていた人から「わかりやすかった。こういうものを使っていてすごいね!」と言われました。
南部先生:
探究学習のポスターセッションは126チームあったのですが、そのうち20弱のチームがDS.INSIGHTの画面を貼るなどして活用していました。
自分なりに社会の動向をデータから見ていけるのはよかったと思っています。高校生にできることはやはり限りがありますが、DS.INSIGHTを使わせていただくことで社会を客観的に見ることができ、視野が広がったと思います。
また、探究発表を聴いている生徒の方も視野が広がっていく感じがありました。「ああ、そうなのだ」と。根拠があるから信用できるし、信憑性がありました。

今後の展望
調査手段の一つとして、もっと使いこなしたい!
- これからDS.INSIGHTを使ってやってみたいことはありますか?
大木さん:
今回使ってみてすごくよく仕上がったので、来年も使えるならまた活用したいです。
金子さん:
自分の根拠の裏付けがデータでとれるというのは強みだと思いました。
不慣れな部分もあったので、来年はもっと使いこなして探究学習に採り入れていきたいです。
南部先生:
今回の探究学習ではテーマが決まったあとにDS.INSIGHTを導入したのですが、テーマの検討段階から「これを使ったら社会の動向がわかる」という「調査手段の選択肢」として伝えていきたいです。
それによって、「こんな調査ができるならこのテーマにしよう」など、テーマのイメージがより膨らんでいくと思っています。
- 今日は貴重なお話をありがとうございました!
大木さん:
今回使ってみてすごくよく仕上がったので、来年も使えるならまた活用したいです。
金子さん:
自分の根拠の裏付けがデータでとれるというのは強みだと思いました。
不慣れな部分もあったので、来年はもっと使いこなして探究学習に採り入れていきたいです。
南部先生:
今回の探究学習ではテーマが決まったあとにDS.INSIGHTを導入したのですが、テーマの検討段階から「これを使ったら社会の動向がわかる」という「調査手段の選択肢」として伝えていきたいです。
それによって、「こんな調査ができるならこのテーマにしよう」など、テーマのイメージがより膨らんでいくと思っています。
- 今日は貴重なお話をありがとうございました!
※本記事の内容は公開日時点の情報です。