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出発到着駅別の検索量から外出自粛要請下での移動動向を分析

事例・分析レポート
[アナリスト 澁川 高昌]

前回のレポート、「首都圏の移動動向をYahoo!乗換案内の検索量から分析」では、Yahoo!乗換案内における到着駅ごとの検索量の可視化を行いました。

春分の日を含む3月の3連休に"警戒感の緩み"があったのではないかという見方に対して、人々の移動動向を捕捉するデータの一つであるYahoo!乗換案内における検索量からも確認できたということがメディアでも取り上げられました。
(「3連休での"警戒感緩み" 乗り換え検索データでも裏付け」 NHK NEWS WEB 2020年4月18日 15時24分)

今回のレポートでは、前回からの検索量の変化に加えて、到着駅だけではなく、出発駅の情報も合わせた検索量を可視化しました。
到着駅は、東京都心の「新宿」、「東京」、「渋谷」、「池袋」、「品川」、「上野」、「新橋」の7駅とし
出発駅は、東京都下の「立川」、「町田」、神奈川県の「横浜」、「小田原」、埼玉県の「大宮」、「所沢」、千葉県の「千葉」、「柏」の8駅を対象として、出発駅と到着駅の組み合わせ56通りの検索量の推移を可視化しました。

前回のレポートと同様に、外出自粛要請の影響などを考察するため、外出での感染拡大リスクが広く認知される以前の2020年1月6日から2月2日までの平日と休日のそれぞれの一日あたりの平均検索量を100として、一週間ごとの平均検索量の指数を算出し、可視化しました。

はじめに、祝日を含む休日における検索量の変化です。



4月13日週(18、19日)の検索指数は、どの到着駅指定も前週の4月6日週(11、12日)からの大きな変化はありませんでした。
通常の5分の1以下の検索量で、自粛要請の効果で都心への移動の大幅な減少が継続していると推測されます。
4月に入ってからは、出発駅と到着駅の違いによる検索量の推移に大きな違いがなく、この間に特定の地域からの移動が減少しているわけではなく、全体として都心への移動が減少していることが推測されます。

次に、平日における検索量の変化です。
4月20日週については、20日と21日のデータに基づいて算出しています。



休日の検索量は、前週と比較してほぼ変化がなかった一方で平日の検索量は減少していることがわかります。 検索量の減少傾向は続いていますが、直近でも通常時からの減少幅は、休日と比較しても小さいことがわかります。
取引先への往訪や時差出勤での通勤などビジネスでの都心への移動が未だ残されているのでないかと推測されます。

今回のレポートでは、前回のレポートからの検索量の変化、出発駅と到着駅指定の情報を含めた移動動向の分析を行いました。
前回と今回のレポートでは、Yahoo!乗換案内の検索量から首都圏の移動動向の分析してきましたが、都心以外で混雑が課題となっているスポットへの移動動向の変化も捕らえられているのかなども探っていきます。


ヤフー・データソリューションでは、今後も新型コロナウイルス感染症対策やその影響の分析に役立てていただける調査レポートの発信を行っていく予定です。

※ 今回公開したデータを含め、ヤフー・データソリューションは、お客さまのデータを統計データとしたうえでデータの可視化や分析結果をご提供するサービスであり、個人を識別できるデータ (パーソナルデータ) については、お客さまから新たに同意をいただかない限り外部に提供することはありません。

※本記事の内容は公開日時点の情報です。
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